ビジコンに出てみて・・・振り返りの話

ビジコンに出場してきました。

長い人生、、、とはいえビジコンに出場する事なんてそうそうない(はず...)。

貴重な体験だったので、反省や感じた事を書いていきます。

 

 

 

出場のきっかけ

今回僕が出場しようと思ったきっかけ

それは「逃げ出さずに努力した体験」が欲しかったから。

将来、大学生活を振り返った時に大学生活を後悔のあるものにしたくなかったんですよね。苦しみながら何かに一心になって取り組んだことってずっと覚えているじゃないですか。「この時自分が頑張ったから今も頑張れる」みたいな。

そんな体験、記憶が今の自分を形作る大切なパーツになると思うんですよね。

陸上部の体験をもとに例えるなら「冬季練習で40秒走を何度もやって吐くほど走ったから、どんな練習が来ても自分は乗り越えられる」みたいな。(マニアックですみません笑)

逆もまた然りで「途中で投げ出す体験」があるとずっと自分の中の楔となって、苦しい思いを抱えていっちゃうんですよね。「なんであの時もう少し頑張れなかったのだろう」「頑張れてたら・・・」とIfの話をしてしまったりと。

 

現在に至るまで大学生活で「逃げ出さずに努力した体験」がとても少ないということに気がつき、このままではいけないと思い立ちビジコンに出場しました。

今回はビジコンに出場しましたが、正直な話「体験する場は何でもよかった感」はあります。自分がその時ひたむきに努力をすることができるものであれば本当に何でもよかったです。部活でもインターンでも趣味でも。

ただ今回はたまたま丁度いいタイミングでビジコンの存在を知った。それだけの話です。

 

ビジコンに出場して自分が得たもの

 

 色々な知識

ビジネスプランに関係のありそうなサイトや文献を片っ端から読み漁るからです。ビジネスプランのアイディア作り、プランの背景説明、財務、アライアンス、市場、、、どの工程においても自分には知識が不足している場合がとても多かったです。しかし残念なことに、調べて得た知識の大半は使用しませんでした。なぜならプランの変更を何度も行い、その度に情報収集を行っていたからです。無駄。。。けれど日常生活なら絶対に知ろうともしない知識をガンガン積み、見識を広げた。という意味ではとても有意義でした。

 

スケジュール管理能力(スケジュールは必ず遅れるものという認識)

僕はきっちり計画立ててその通りに進めるやり方が好きなので今回も最初のうちは計画を立てて行動していました。しかしそれがとても甘かった。。。今回のビジコンの準備期間として1カ月半の期間がありました。

当初の想定として以下のスケジュールを計画していました。

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この期間ちょうど試験と重なっていたことも考慮し、とてもゆるいスケジュールを組んだ、、、気がしていました。しかし実際はアイディアの練り直し、気のくるみ、情報の選定など想定外のトラブルを引き起こしてしまいました。

結果スケジュールは大幅に遅れて、コンテスト1週間前に半泣きでゼミ室に朝から晩までこもりっきりの生活を送るハメになりました。

スケジュールは計画通りにならないものと考え、早め早めのスケジュールで行うように。

 

同年代の他の学生の力

僕が今回出場したビジコンは近隣の大学を対象としたものでした。そのためライバルが自分と同学年、もしくは後輩という状況でした。

そのため、自分の力が同年代の中でどれだけ通用するのかを見るいい機会になりました。

また他の学生と比べ、自分の短所長所も知ることができたのはとても良かったかなと思います。

 

ビジコン勝利の方程式=アイディア×アイディアを支えるロジック×提案者の熱量

これはあくまでビジコンに出場してみて思った僕の勝手な持論です笑

ビジコンに出場するまではアイディアが命!と思っていました。もちろんアイディアも大切です。とても大切。しかしそのアイディアを支える数字、理論の根拠がないと机上の空論で終わってしまいます。ビジコンでは実際にそのプランに出資するかどうかを見定めているので、成功する根拠がなく思いつきに近いプランには出資しようとは思いませんよね。

また、ビジコンの審査員は「果たしてこいつは実際にこの事業を成功させることができるのか」という点、つまり提案者の人柄も見ています。故にプレゼン中の提案者の熱量がないと「こいつは実際にこの事業をやる気がないな」「成功させることができないな」と解釈され、評価が落ちてしまいます。

「アイディア」「アイディアを支えるロジック」「提案者の熱量」この3つがバランスよく取れていることがとても大切です。

 

結果

学内予選では優秀賞、その上位大会では部門賞をいただきました。

1人で最初から最後まで逃げずに努力し、結果を残せたのでこれ以上ないくらいに最高な結末になったかと思います。

ただ、審査員やオーディエンスからコメントをいただき、まだまだ改善するポイントがありました。

これからも努力あるのみ。